ずっと夏休みでいいじゃない

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大山選手が二遊間?他の選手が不甲斐ねえ!

阪神ファンの皆さんはご存知だと思いますが、秋季キャンプでの話題のひとつに大山選手の二遊間挑戦がありましたね。

オフの移籍(主に大和選手の去就について)が落ち着いた今改めてこの話題に触れてみたいと思います。

 

大山選手の二遊間挑戦を聞いた皆さんの感想はどうでしたか?

「頑張れ大山!」でしょうか?それとも「金本の迷采配!」でしょうか?

僕の場合は

「二遊間の選手不甲斐ねえ!」でした笑

 

確かに、昨年の大山選手の打撃は阪神ファンに期待を抱かせるには十分なものでした。しかし、鳥谷選手や平野選手、大和選手の鉄壁の守備を見たことがある阪神ファンなら二遊間の守備の重要性は十分ご存知だと思います。

大山選手は遊撃手としての経験もありますし、三塁手として出場しているときの守備の動きを見ていても、打撃専門守備はさっぱりの選手でないということはわかります。それを踏まえてもやっぱり難しいんです、二遊間をプロレベルで守ることは。元々遊撃手や二塁手としてプロ入りした選手でも多くがレギュラーになれずに苦しんでいます。

大山選手は二遊間を守れるでしょうか?他の二遊間候補の選手よりヒットを打ってもその分ヒットを許したらダメなんです。大山選手の二遊間挑戦簡単ではありませんね…。

もちろん僕も大山選手は好きですし、期待しています。期待しているからこそ中途半端なことはさせずにまずは打撃に集中してほしいと思います。

 

金本監督が話した大山選手の二遊間挑戦。よくよく聞いてみるとあくまで試験的な試み、攻撃的な選択肢の一つといったところで本気度は低いのかなと思います。でも、なぜコンバートの話が出たのでしょうか?ここで話が戻ります。

 

「二遊間の選手不甲斐ねえ!」

 

そうなんです、阪神の二遊間候補の選手、頼りないんです…。

糸原選手については怪我での離脱があったものの内容がそこまで悪い訳ではないので不甲斐ないは言い過ぎたかもしれません。それでも現状北条選手と比べてレギュラー争い一歩リード、というところまでアピールしきれていないのは事実でしょう。

北条選手は二遊間を守る選手でありながらどちらかというと打撃が売りの選手です。ところが2017シーズンの成績を振り返ると打率.210。これではレギュラーで使おうとは思えませんよね。

植田選手と荒木選手は走塁が評価されている選手ですが、やはりレギュラーになるには打撃守備両面で物足りません。

森越選手は守備固めで活躍してくれましたが、打撃の機会は中日時代を含めても少なくほとんど期待できません。

唯一上本選手は近年活躍していますが中堅〜ベテランの域へと差し掛かっています。

 

大和選手のいないかもしれない(もう移籍が決定しましたが)来シーズン正遊撃手が決まらない。上本選手が抜けた後の将来的な正二塁手候補が見当たらない。こういった背景から出てきたのが「大山選手二遊間挑戦」なんだと思います。

 

大山選手二遊間挑戦は必ずしも悪手ではないと思います。ただし、この選択肢はあくまで4番手や5番手の選択肢であって、1番手2番手のより勝ちにいける選択肢が存在する必要があります。

 

北条選手、糸原選手、あるいはそれ以外の選手………

誰が二遊間において「1番手の選択肢」になるのでしょうか。

阪神優勝の鍵の一つになりそうです。